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管理人コラム

日記デザイン

日仏コラボ クセになるかも、野沢菜フランス

CATEGORY:ワインと料理

2014-09-26

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今日、阪神百貨店の食品売り場を通り過ぎる時に発見して、思わず買ってしまった「野沢菜フランス」。
ル・ビアンというパン屋さんは、明太子フランスも人気で、百本のオーダーで積み上げられている。そして、その隣にあったのが野沢菜。

食べてみました。ウームちょっと違和感有りか?と思いきや、クセになる味。これはヒットしますよ~。ワインのお供にもいいと思います。



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衝撃的だったPicpoul de Pinet

CATEGORY:その他

2014-09-22

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例によって、Terre de Vignesという本の中で、ラングドックの部分を読んでいて出てきたのが、このPicpoul de Pinetである。

世界的にはもちろん、フランス国内でもマイナーなピクプールというぶどう品種が使われたこのワイン。アルザスやドイツワインのような細長いボトルにおさまった外見には、とくに高級感もなく、でも本で読んでいたので楽しみにして封を切った。ワイン保存用の冷蔵庫から出してすぐなので、温度はやや高めだったと思う。

とくに回すでもなくグラスに口を近づけた時にワーッと立ち上がってくる最初の香りの強烈だったこと。本にはサンザシ、シナノキ、アカシアのような白い花の香りと書かれていたが、私が感じたのは柑橘類の花の香りだった。というのも、ずっと前からシナノキの香りがどんなのか知らないし(これについては別途書きます)、アカシアは知っているけど、ちょっと違うかな?と。

そして口に含んでみると、それはもう、今までに経験したことのないパンチのある柑橘類のジュースのような、でもそこまで酸っぱくはない素晴らしい味だった。これは冷やしすぎると抑制されるので、比較的高めの温度の方がいい。

原料となっているピクプール・ブランという品種は、病気に弱く、決して効率のいい品種ではなかったらしい。それを地元の組合の人たちが苦労して、良いクローンを探し求め、安定的に良い状態で収穫できるようにしたらしい。

シャルドネもソーヴィニオン・ブランもリースリングもさんざん飲んでもっと違うのを飲みたい方は是非試して欲しい。値段が安いのも大きな魅力です。



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ワインに合う缶詰が増えてきた

CATEGORY:ワインと料理

2014-08-18

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いわゆる「カンツマ」という類のものは、なんであんなにダサいんだと思っていたら、最近ワインに合う缶詰がちょこちょこ見受けられるようになった。いいじゃないですか?

マルハニチロでは「おうちでバル気分」というシリーズが。
●サバのバジルオイル煮
●ムール貝のアヒージョ
●合鴨のアスピック

アライドコーポレーションでは「家バル」。
●アサリのスモーク
●ムール貝のスモーク
●サバのグリーンペッパー

明治屋では「おいしい缶詰」シリーズが。
●国産鶏の燻製オリーブ油漬
●広島県産かき燻製油漬 など

ちょっとワインのお供が足りない時用に買い置きしておくと便利。



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Château de Parnayの変わったぶどう栽培

CATEGORY:造り手・ワイナリー

2014-07-25

写真


例によって、Terre de Vignesから仕入れた話です。

ロワール地方のソミュール・シャンピニーのところを読んでいます。(ソミュール・シャンピニーって日本ではあまり売られていませんね)

さて、シャトー・パルネではぶどう園に低い石造りの塀が沢山設置されているそうです。
http://www.chateaudeparnay.fr/

時は19世紀のフィロキセラ禍のあと、ソミュール周辺でもぶどうの木の植え替えやら何やら、大規模なテコ入れがされました。パルネのオーナーは、自然なワイン造りの信奉者だったといいます。絶対に加糖はしないと・・・。

そして導入されたのが、このフランス語でmuretという塀の導入です。文章だけ読んでいるときは、所詮ぶどう園の周りの塀だろうと思っていたのですが、写真を見てびっくり。こんなに狭い間隔で沢山の塀が立っています。
つまり、塀が反射する熱と蓄える熱を利用するというソーラー・エネルギーの利用ですね。

別の写真では、塀の北側にぶどうの幹が土から出ていて、塀にあいた穴をくぐって南側にぶどうの木が育っていました。
根は涼しく、枝や房は暖かくというためにそうするとか。

こうやって造られたワインを飲んでみたいけど(もしかしたら飲んだことがある?)、やっぱり現地へ行ったほうが良さそうですね。



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情報は幅広く仕入れねば・・・

CATEGORY:その他

2014-07-10

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恥ずかしながら、ブルグイユ(Bourguiel)というアペラシオンを最近まで知らなかったし、そこのワインも飲んだことがなかった。

まず、ロワールという地方は優先順位が下がりがち(ブルグイユはロワール地方にある)。しかも、ロワールだけではないけれど、生産者による品質のバラつきが大きい地方という事で、ロワールは敬遠されがち。

シノン(Chinon)やソミュール(Saumur)は時々飲むのに、それ以外はほとんど飲んだことがなかった。おそらく私と同じような人は多いのではないか?


■ 有名評論家や雑誌に影響されがちな日本の売り手

インポーターさんも、小売店さんも、当然まずは商売だから、売れるワインを品揃えしたがる・・・と自然に誰もが知っている有名銘柄、有名評論家による点数の高い銘柄に手を出すことになるし、もう一方は多くの人が手を出しやすい値段が安くて(1000円前後)そこそこ出来のいいものというのが近年の傾向。

雑誌(特に日本の雑誌)は、評論家の評価とインポーターさんの思惑が色濃く反映されていて、小売店の人はそういう雑誌を参考にして仕入れる。

私たちが普通にしていて触れる情報は、だいたいそういう経路でフィルターにかかったものだ。


■ フランスの本から仕入れた情報は一味違った

かねてから読み進めているTerre de Vignesに登場するワインの話で、これは初耳と思い飲んでみたアペラシオンや造り手のものは、どれもなかなかのものだ。

やはり、時には違うルートから情報を仕入れるべきだと痛感する。ただし、この手のルートでキャッチした商品は基本、普通の店売りで発見することは難しい。ネットで探して1軒くらいは扱っている所があるという程度。

今回試したサン・ニコラ・ドゥ・ブルグイユ(Saint-Nicolas-de-Bourgueil)はなかなか良かった。

※地図は古いCarte des Vins de France(recta foldex)より



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2014-09-26
日仏コラボ クセになるかも、野沢菜フランス


2014-09-22
衝撃的だったPicpoul de Pinet


2014-08-18
ワインに合う缶詰が増えてきた


2014-07-25
Château de Parnayの変わったぶどう栽培


2014-07-10
情報は幅広く仕入れねば・・・


2014-07-02
ぶどう品種の本 Le Goût des cépages


2014-06-30
和食には辛口のソーヴィニオン・ブラン


2014-06-24
リムー(Limoux)のぶどう園とバラ


2014-06-17
書籍「ワインと修道院」より ~簡単な歴史~


2014-06-16
書籍「ワインと修道院」



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