店のポリシー CATEGORY:その他 2016-12-27
ワインとは直接関係のない話で恐縮です。
私のランチは半分が外食で半分が事務所内での自炊です。昨日・今日と外食が続き、昨日「お店の(オーナーの)ポリシー事件」というのがありまして、今日はその流れで「お店のポリシーですか?」と別のお店で聞いてみたので、それらについて書いてみたいと思います。
■ 某イタリア料理店での「お店のポリシー事件」
仕事中に外食する際、大阪駅周辺でお世話になることが多いのですが、大阪で一番のターミナルなので、ぶっちゃけ高くて内容は大したことないお店が多いのです。お家賃も高いでしょうし、出店している店の多くがチェーン店になってしまいます。
そんな中で、まあまあ料理のクオリティを保っているのがこのイタリア料理店です。ただ、今までに1・2度しか利用したことが無く、昨日は久しぶりの利用でした。
この店ではお水が有料だったのです。私はその事を知らずに入店し、後から考えると料理を注文する際にスタッフの方がドリンクメニューを指さして、「こちらが当店のお水になりますが、飲み物はいかがいたしましょうか?」と聞かれたように思います。その質問が水は有料だよということを言っていたとは思わずに、「いりません。」と答えたら、飲み物は一切出て来ませんでした。そうか、水は有料だったのかもと思いつつ、コーヒーが運ばれて来た時に、「お水はもらえないんですか?」と聞いてみました。
その時の答えは「当店では水道水はお出ししていません。お水は有料です。」とのことでした。水道水という言い回しに少しカチンときた事は確かです。「では、水筒を持ってるんですが、水筒のお茶を飲んでもいいですか?」と聞いてみたら、「当店ではお断りしています。」との反応。思わず「何故ですか?」と聞き返しました。おそらくスタッフの方はこの質問に対する答えを用意していなかったのでしょうね。どうも日本語として成立しない答えをしたので、「どういう意味ですか?」と聞き返したのです。そうすると手におえないと思ったのか、「少々お待ちください。」と言って立ち去りました。
後にレジの後、責任者とおぼしき男性スタッフがいうには、「水道水をお出ししないのはオーナーのポリシーでして。」とのこと。そこで私は、「お水が有料なのは別にいいと思いますが、店の外にその旨大きく表示しておいてください。ここは日本で大阪ですよ。」と言ってしまいました。そうしたら、また男性スタッフ曰く「それ(店外に大きく表示しないこと)もオーナーのポリシーでして。」とのことでした。ここのオーナーの噂は前から色々と聞かされていて、以前別の系列店でも、スタッフの受け答えにムカついたことがありました。おそらく、オーナーがしているモノ言いをスタッフが真似てしまっているのでしょう。
■ 某洋食屋での「お店のポリシーですか?」という質問
今日利用した洋食屋は初めての利用です。何度か前を通ったことがあるのですが、あまり流行っていないので、少し敬遠していたお店です。
注文したのは、ワンプレートランチで、ハンバーグとホタテのフライがメインで、小さなドリアとサラダ、スープ、飲み物で1900円ほどです。まあまあいいお値段です。
出てきた料理のハンバーグはまるで蒸したようなもので、フライはベチャベチャでした。
そこで、「ハンバーグがふにゃふにゃで、フライがベチャベチャなのは、お店のポリシーですか?」と質問してみました。お店のスタッフの方はどうもそれをクレームだと思ったようです。「別にクレームを言っているワケじゃないんです。お店のポリシーかどうか、なぜそうなのか聞いてみたかったのです。」といった所、「それは、当店の不手際です。」との回答でした。ちょっと腰砕けでしたね。不手際なのに、料金はしっかり取られましたしね。
例えば、ハンバーグはああいう柔らかいのが好まれるのでそうしています・・・といった答えを期待していたのですが、違ったみたいです。流行らない理由はそんなところにあるのかも知れません。名誉のためにもう一言添えるとしたら、お替り自由のオニオンスープは美味でした。ドリアも美味しかったです。
■ お店のポリシーは持つべきだ
そう、私は持つべきだと思います。ポリシーのない店なんて絶対に魅力は無いはず。ポリシーへの共鳴があってこそ、リピーターが育ち、良い評価となって表れるはずです。
ポリシーのためにお客に不快な思いをさせた前者と、ポリシーが曖昧で、中途半端な料理を出した後者。どちらも改善の余地ありです。
1000円未満のランチなら、少々出来が悪くても諦めますが、1500円以上のランチとなると、ポリシーを持ってチャンとして欲しいというのが私の感覚です。
ワインも、紙パックのや1000円未満なら不味くてもさもありなんですが、1500円以上、増してや、5000円以上とかになると、ちゃんとして欲しいものです。
そこまでやるか? OKO-wine CATEGORY:ワインと料理 2016-12-19
超大衆的なスーパー「マンダイ」のワイン売り場を何となく見ていたら「お好み焼き」とラベルに書かれたワインが目に飛び込んできました。
そこまで来たか!! 関西と広島が主なターゲットですよね。名古屋向けに「ミソカツ ワイン」とか北海道向けに「ジンギスカン ワイン」とかがあるんだろか?
ワイン好きな私でも、お好み焼きにはビールだけどなあ。(と思って、写真を撮っただけで買う気にはなれませんでした)
某ワイン販売サイトの同ワインの説明には、お好み焼きはワインを合わせるのが難しい部類に入るとしっかり書いてあります。それでも尚且つ合うワインを造ったんだみたいな書き方がしてあります。
さて、売れるんでしょうか? とりあえずお好み焼き店には結構入っているみたいです。
プーチンさんの接待のお酒 CATEGORY:その他 2016-12-16
やっぱり遅刻してきたプーチンさん。ここまでいつも遅刻なら織り込み済みだったでしょうね。
さて、山口県の大谷山荘でのディナーに用意されたお酒をBiglobeニュースから引用します。
【スパークリングワイン】安心院エキストラブリュット2014(大分県)
【白ワイン】登美の丘 甲州 2015(山梨県)
【赤ワイン】ドメイヌ・タケダ・ブラッククィーン古木2013(山形県)
【日本酒】東洋美人 壱番纏 純米大吟醸(山口県萩)
【ウィスキー】サントリーウィスキー響21年(京都府)
【ウォッカ】ベルーガ ノーブル ウォッカ(ロシア)、奥飛騨ウォッカ(岐阜県)
ワインもウイスキーも国産で揃えるとは徹底していますね。ちなみに先ほど大谷山荘のHPをクリックしたらつながりません。殺到しているのかな? 一休、じゃらんなどのサイトで見るなら大丈夫でした。素敵な旅館です。今後ロシアからの旅行客が殺到するかも。
私は国産のワインをあまり飲んでいないし、この中で飲んだことがあるのは「響」くらいですねえ。奥飛騨にウォッカがあったのも知らなかった。本当にアルコール飲料の世界はキリが無いですね。
クリスマス・デコレーションが不作なのは何故? CATEGORY:その他 2016-12-09
昨年までは街を歩いていると「オーオーッ!!」と思わずスマホで撮影したくなるクリスマスの飾りつけやツリーがあったものだが、今年は大阪ではそれが無いのです。去年は外国人観光客が飾りつけにカメラを向ける風景を沢山見たのに、今年は全然盛り上がってません。
また、多くの街角や遊園地などでクリスマス・イルミネーションが盛んなのですが、そのデザインもイマイチ。一体どうなってるんでしょうか???
ハロウィン疲れ? 予算不足? 神戸のルミナリエの長さも期間も短くなったのは明らかにお金の問題なんですけどねえ。デザインがイマイチなのは、お金プラス人材不足かも。(注:ルミナリエのデザインは別格で毎年美しいです)
そのせいか、クリスマス商戦ももう一つ盛り上がっていないような気がします。エイヤ―と勢いで行っちゃうみたいな雰囲気は、やっぱり演出によるところが大きい。
商売をする方たちが賢くなる?と、無駄なものがどんどん排除されていきますよね。売れ残ったら困るから売れ筋に絞り込むようになる。すると売り場がだんだんと殺風景になっていく。売る側から見たら効率がいいけれど、買う側からすると、あんまり楽しくない。
来年は是非ともこういう状況に反発して欲しいものです。
女たちは平日昼からワインを飲んでいた CATEGORY:レストラン/ワインバー 2016-11-25
ワインバー(バル)2題
■ Rouge et Blanc Kohaku(コウハク)
前から気になっていたけど、自分自身は仕事中なので昼間から飲むのはちょっと・・・なのと、いつも並んでいるので横を通り過ぎるだけだった店である。11時台に着いたのでワインなしでランチしようと入ってみた。
お客の9割以上が女性。年代は20代から40代くらい。殆どの人が平日のお昼と言うのにワインを飲んでいる。どういう人たちなんだろう?
大音響のBGMと「お客様2名様入られます。」「○○いただきました。」などというスタッフの大声が飛び交う店内は騒々しい。
ここの名物は「欧風おでん」で、大根の上にポルチーニのソースがかかったものが一番人気。これはワインなしでは無理と思い、私は注文しなかったが、殆どの人がこれを注文する。私は魚のすり身のクネルにオマールのソースがかかったものを注文してみた。うーん、やっぱりワインが欲しいけどがまんした。
食器は徹底してプラスチック。そしておでん1個が140円とかそういう値段だ。グラスワインも540円とかとにかく安い。ワインの品ぞろえも豊富。これは流行るわけだ。
ワインバーとかイタリア食堂、バルといったお気軽にワインを飲める業態花盛りの中で、少し毛色が違って、実によく構成されたスタイル。これは、料理のこともワインのこともよく理解していないと作れない業態だ。中途半端に真似をしても失敗すると思いました。
■ trois bonheur moelleux
こちらは前者とは170度くらい違うタイプ。バーやスナックが入る間口の狭いビルの2階。静かで落ち着いた店内で、ワインも中級程度以上のものを提供。まずアワから行こうかな? と言ったら、シャンパーニュしか置いていない・・・ということは値段も当然高い。
結局、白1と赤2の計3本をいただいたが、どれもなかなかレベルが高かった。お料理も丁寧に作ってあったが、店が小さいからメニューの数が若干物足りなかった。
決してカジュアルではなく、かといって、金満的でもない。私は嫌いではないが、このゾーンのお客がどれくらいいるか読み切れない。
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