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プラムポックスウイルス

2018-05-01

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飛騨高山の打保屋の「小梅げんこつ」。私のお気に入りのお菓子なんですが、最近見かけなくなったので、お店にメールで問い合わせたところ、良質な材料が入手できなくなったため、製造・販売を休止中であるとのお返事が来ました。

それでふと思い当たったのが、プラムポックスウイルスの被害が拡大しているという話です。小梅げんこつがその影響か否かはわかりません。しかし数年前に青梅の梅の被害が話題になり、私の家の近辺でも伊丹にある梅林が全滅との情報がありました。

ワインといえばフィロキセラを思い出します。ぶどうも梅も木になる果実なので、一度伐採してしまうと、元の収穫量にもどるのには何年、いや十数年かそれ以上にかかるわけですから、簡単ではないですよね。

農林水産省のサイトを見ると、プラムポックスウイルスに関しては、東京都・神奈川県・岐阜県・愛知県・大阪府・兵庫県で報告があるようです。もし、打保屋さんが岐阜県内から原材料を仕入れておられたとしたら、やはりその影響かもしれません。

梅と言えば、梅酒・梅干しですが、スーパーなどで売られているものの中で価格の安い物は、中国産の梅を使用しているケースが多いようです。国内有数の梅産地である和歌山県でも発症が確認されたもようですが、まん延には至っていないようです。

たとえ個人宅の庭木であろうと、同ウイルスによると見られる症状を発見したら報告するようにと、農林水産省や各地のお役所が呼びかけています。

そういえば最近、コンビニで小梅のおにぎりをあまり見なくなったような気もして、私たちの生活にも身近な所で影響が出ているのを実感します。



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