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管理人コラム

日記デザイン

自分の舌・ワインの品質(その3)

カテゴリー:データ分析

2019-04-24

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約2年前に同様の集計をしていて、その後を追跡してみた。

2016年以降、内飲みも外飲みも高いレベルで推移している。2011年当時に比べると、作る方も売る方も、買う方もかなりレベルが上がったようだ。

何回も書いているように、人間の舌はいい加減なところがあるし、点数を付けるのも絶対的なものではないし、ただ、許せるか許せないか、感動があったか無かったかといった部分は、ある程度経験すればわりど揺るぎがないはずだ。

ただ、自分でとにかく点数をつけようとすると、7点の幅、8点の幅はかなり広い。

自分の場合、7点は十分美味しいけれど、もうちょっと何か欲しいという時に付けている。8点はとても美味しいけれど感動とか個性とかが無い場合に付けてる。単なる優等生では8点止まりである。

個性は感動に通じるところがあり、「今までに経験のない何か」を個性と感じ感動するのだ。ただ好ましくない個性もありうる。個性以外の感動は、自分の場合はほぼ香り(アロマ、ブケ)の素晴らしさである。日常1000円台・2000円台のワインを飲む限りでは素晴らしい香りに出会う事は難しい。


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メジャーじゃない品種に目を向けるために・・・その4

カテゴリー:データ分析

2019-04-24

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同様の表題で書いたのは2017年7月。
実は2018年にも同様の集計を試みたのに、日記にアップしていない。ここに上がっているのは等サイトで平均8点以上のものである。

今回は初登場が多いのと、評価が横ばいが多い。後者はその後その品種を飲んでいないものも含まれる。

これだけ沢山の品種があれば、なかなかすべてを複数回飲むことは難しい。

マイナーな品種をあえて育てる造り手は、それなりにこだわりがあるはずだし、それをインポートしようと言う業者さんも、よく吟味して輸入しておられるのだと思う。

カベルネ・ソービニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、シャルドネなど超メジャーな品種は、いいものもあれば、イマイチなものもある。知っているからといって変に安心して買うのではなく、マイナーなものにも目を向けて欲しい。


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宮水のお話

カテゴリー:その他

2019-04-23

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今回は宮水のお話です。

今朝、我が家へお寺さんが月参りに来られて、お経が済んだ後、母と宮水の話で盛り上がっているのを隣の部屋で聞いていました。

お寺は西宮市の用海筋と言う幹線道路の東側にあるのですが、一筋のことでお寺のある場所の井戸水は鉄分が多くて酒造りには向かないのだそうです。

酒造用の地下水を汲む宮水エリアは案外狭くて、現在は、用海筋より西の市役所通りの国道43号線の南側一帯にあります。昔はそれよりも西の札場筋のかなり南の方に集中していた模様ですが、年月とともに北東へと移動したそうです。

夙川の伏流水と六甲山の花崗岩質を通り抜けた水と海水が微妙にまじりあった水とのこと。西宮市には「宮水保全条例」というのがあって、周辺で大掛かりな工事をする時には細かい決まりがあり、届け出もしないといけないとのこと。そうして水質を守っているのですね。

まあ、灘の大手酒造メーカーは、日常用の安価なお酒も沢山売っていますし、全国の地酒ブームのあおりで揶揄されたこともありますが、某日本酒飲み比べ会(毎回一つの県の酒を10種類飲む)で兵庫県がテーマだった時は、恐るべし兵庫県・灘の酒と思いました。すごくレベルが高い。

もちろん水も大切ですが、米・杜氏ともに揃っている兵庫県は一枚上でした。ついでに昔の事を申し上げると、この米を搗くのに、六甲山から流れる川の上流に水車を設けて石臼で搗いていたのです。今でも水車谷と呼ばれる場所があり、当時の石臼を庭や公園に配したりしています。
(写真は宮水の井戸のひとつ)


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タコもイカも

カテゴリー:ワインと料理

2019-04-22

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どの地域にもご当地の特産品がありますねー。

私が住んでいる兵庫県は、南北に長くて、北は日本海に面し、南の淡路島南部は四国と向かい合っていて、本州部分の南側は瀬戸内海と大阪湾です。

さて、今比較的安い旬の海産物はホタルイカで、水揚量は兵庫県が日本一なんだそうな。ホタルイカといえば富山県のイメージが強いと思いますが、兵庫県の方が多かったんですね。

当然、大阪までは近いので、ランチメニューなどでホタルイカに遭遇する事が多い今日この頃。パスタとか天ぷらとか、一番ポピュラーなのは酢味噌で食べる方法で、スーパーでは酢味噌付きで売っています。

私は先日スーパーでホタルイカを買い、アヒージョにもしてみました。

兵庫県と言えばもう一つ、明石のタコも名物です。タコもイカもOK。あと、冬はカニですし、夏はハモと、本当に兵庫県は恵まれている。

しかし悲しいかな、スーパーの鮮魚売り場はどんどん狭くなり、置かれている種類も減って、この調子で行くと、魚介類が本当に欲しい時は黒門とか明石まで買い出しに行かなくてはならなくなる予感がします。


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ワインは女の飲み物か? Part2

カテゴリー:その他

2019-04-15

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去る3月7日に「ワインは女の飲み物か?」と題したコラムを書いた。今回は第二弾となる。

竹内久美子著の「フレディ・マーキュリーの恋 性と心のパラドックス」を読んだのと、東大の入学式で上野千鶴子さんが新入生に贈った祝辞が第二弾を書く刺激となった。

ぶっちゃけフレディ・マーキュリーの表題に食いついてこの本を読んだ私だけれど、それは「つかみ」に過ぎず、本の内容は同性愛者の存在を科学的に説明したものだった。簡単に書くと、同性愛者の脳はは同性のフェロモンに反応する性質を持っていて、それは母親から遺伝するらしい。母親のDNAにそういう因子が乗っかっている場合、男子がそれを受け継ぐと高い確率で同性愛者になるという。それが一卵性双生児なら、二人とも同性愛者になるんだって。そして、男性の中の4%が同性愛者かバイセクシャルだそうだ。

同性愛者の脳みそは、女性的で、女性の得意とする分野で女性以上の能力を発揮する人がいると書いてあったが、そこの部分はあまり詳しく分析されていなかった。

だからといって、ワイン好きの男性が同性愛者だと言っているわけではないので、誤解の無いようにして欲しい。ちゃんと研究すれば、何故ワインの集いに女性が圧倒的に多いのかが科学的に説明できるかもしれないと感じたわけ。

上野千鶴子氏は有名なフェミニストで、性差別の見地から東大にも性差別があるし、女性の東大生が堂々と「私は東大生」と言えない社会の現実を取り上げていた。


男性と女性は生物学的に異質な部分を持っている。外見や筋肉の量、そして脳にも男性の特性、女性の特性があり、もちろん妊娠・出産の機能を持つのは女性である。男と女は違っていてあたりまえなのだ。けれども、そのことと女性が「私は東大生」と言うと男性なら尊敬されるのに女性だと引かれるという価値観には全く関係が無く、社会的女性差別というしかない。おそらく脳科学的に言うと、学問的・能力的に女性より男性の方が優れている分野があったり、女性の方が男性より優れている分野があっても不思議はないはずだが、現状では女性に男性と同じ機会が与えられているとは言い難いので、比べるのは難しいだろう。

「ワインは女性の飲み物か?」についても、それは日本の話であって、ワインが最もメジャーなお酒であるフランスやイタリアではそんなことはないはずで、「ワインは女の・・・」というのは多分に日本の社会を反映した現象ではないかと思う。つまり酒を飲むという行為自体が男性中心社会の中で定着してきたもので、極論すれば女はお酌をする役割を担う事が多かったはずだ。

ところが私にしてもそうなのだが、女がお酒をたしなむ場合、どうも男性と同じやり方では満足できないところがあるのだ。もちろん男性と同じように、仕事帰りに一杯飲んで仕事の疲れを癒し、飲みにケーションしたり、たまには憂さ晴らしに酒をあおったりというケースも無いわけではない。しかし、同じお酒を飲むのなら、それはキレイな服を着たいとか、かわいい車に乗りたいのと同じように、美味しくておしゃれなのを飲みたいという心理が働いてしまう。対して男性は、おそらく古くからの男性社会の飲み方を引きずっていて、女性が好むそういう飲み方を「女々しい」とすら感じる方もいるのだろうし、女性の方がワインに詳しかったりするものなら、カッコ悪くて付き合いきれないといったつまらない自尊心が邪魔をしているのかも知れない。


タイトルINDEX



2019-04-24
自分の舌・ワインの品質(その3)


2019-04-24
メジャーじゃない品種に目を向けるために・・・その4


2019-04-23
宮水のお話


2019-04-22
タコもイカも


2019-04-15
ワインは女の飲み物か? Part2


2019-04-11
ワイン売り場が狭くなったスーパーの話


2019-03-29
半年間サーバーに振り回されて・・・


2019-03-15
昼から立ち飲み&朝シャン


2019-03-07
ワインは女の飲み物か?


2019-02-20
ワインバーのあるフードコート



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