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管理人コラム

日記デザイン

「ワインの基礎力 70のステップ」を読んで思ったこと

カテゴリー:本・テレビ

2013-07-02

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この本は2006年初版で、著者は石井文月さんとなっている。
現在は『ワインの基礎力 80のステップ』が売られており、著者は斉藤研一さんということなので、要注意です。

■ 詳しくてデザインも美しい本

この本は、かなり専門的で、ターゲットはソムリエを目指す人とか、ワインを商売にする人などプロのようです。
ぶどう栽培から、産地、ワインの製造技術、テイスティング、生産者など、内容は多岐に渡っています。

ブラックとグリーンの二色刷りで、図が多く、それらのデザインもきれい。出版社が美術出版社ということなので、そのせいでしょう。

■ へーぇ! と ウーン!

変な小見出しをつけてしまいました。というのも、大体自分の知らないことが書いてあったら「へーぇ!」と感心し、自分が知っていることで見解の相違があると「ウーン!」とうなってしまいます。

この本には両方があって、結構「ウーン!」も多いですね。「ウーン!」が多いと、本全体が信じられなくなるのが困りものです。別にこの本をけなしているわけではないんですけど、非常にスタンダードな内容、ということは、ソムリエさんなどの知識に近い内容という感じでしょうか?

先入観なしに、ともかくワインを楽しもうという私のような人間
にとっては、「ウーン!」という部分が多いようです。

■ 実践編に多かったウーン!

当然そうですよね。実践編というのは、実際にワインを楽しむ部分で、テイスティングとか、温度、料理との相性の部分です。

書いてあることはいわゆる教科書通りで、そういう意味では合っているし、もしテストを受けるなら、この本に書かれているように憶えておかないと点数はかせげない。でも、実際に飲んでみると、教科書通りではないことも沢山あるのです。

例えば「甲殻類に赤ワインは相応しくない組み合わせ」だと書いてありますが、実際、ソース・アメリケーヌなどには、軽めの赤は合うんですよね。

紙幅があるので、細かいことは書けなかったのだと思いますが、いずれにせよ、広く浅くの本であることは間違いありません。

■ コンパクトにまとまった参考書としてはいい

何かわからないときに、さっと見て参考にするには、よく整理されており、検索性も優れています。
そういう意味では入門時の虎の巻として置いておくと便利かもしれません。


日記デザイン

500円ワインの衝撃

カテゴリー:その他

2013-10-29

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500円ワインは私が今まで避けてきたジャンルだ。
お酒のディスカウントストアやスーパーなら、498円のコーナーが必ずあるけど、どうせロクなもんじゃないと避けてきた。

今回飲んだコープ・イタリアの598円の白は、相当良かった。

もちろん、全体的にエキスは薄い目だけれど、良く冷やすとなかなかいけた。日常用なら十分に許せるレベルで、開栓直後は柑橘系の香りもあり、飲んでバランスもいい。

3000円くらい出してもこのレベルのワインはゴマンとある。

今回は白だったが、赤の方もぜひ試してみたいと思った。

ところで、日本生活協同組合連合会のCOOP商品にもいろいろあって、必ずしも良いとは言えないが、ワインはそこそこいいかも知れない。北海道ワイン・ナイアガラも、甘口のおもちゃっぽいワインではあるが、ぶどう品種の良さが出たスグレモノである。本家のアメリカ大陸では、もうあまり栽培されていないらしく、当然日本への輸入などなかなか発見できない。でもこの北海道産を飲んで、是非本家のナイアガラ種のワインを飲んでみたいと思ったほどだった。

コープ・イタリアのパスタも以前買ったことがあり、それも良かった。


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スミレの香り、わかりますか?

カテゴリー:その他

2013-11-01

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ボージョレ地方のワインに関する記述を読んでいたら、盛んにスミレの香りというのが出てくる。

スミレは我が家の庭にも自生しているけど、あまりスミレの花の匂いなんて感じたことがない。ネットで調べてみると、ニオイスミレというものがあるらしい。

是非ともスミレの香りを知りたいと思った私は、まずアロマショップに聞きに行った。ベーシックなスミレのエッセンシャルオイルを扱っているブランドはなかなか見つからなかった。そして、ニールズヤードというブランドのスタッフの方が、「神戸へ行けば売っていますよ」といって、お店の名前を教えてくれた。

昨日そのお店「Ai Monasteri」に行って、スミレのエッセンシャルオイルを購入してきた(5mlで1500円)。ワインなら750mlで1500円出せばいろいろ楽しめるのに…。

何でも、ヨーロッパではスミレの香りと言うのは日本よりも親しみがあるらしい。けれど、香りを抽出するのが難しいらしく、もしかしたら人気もない?のか、案外貴重らしい。(ニールズヤードのスタッフの方の弁)

アロマショップの中はいろんな香りが混在していて、落ち着いてどんな香りかを確かめることができないので、事務所に帰ってから嗅いでみた。何か記憶にあるような香りではあるが、それが何?と問われたら答えられない。


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実証 「高い」と「いい」と「うまい」は関係ない

カテゴリー:データ分析

2013-07-01

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『ワインの謎解き』にあった表題の記述を、このWISTORYのワイン評価を元に検証してみました。

さすがに、高いワインの割合は、点数が高くなるにつれて多くなります。

でも、8点以上の中にも3000円未満のワインは34%もあります。

逆に、3000円以上なのに6点未満のワインもあります。

結局、高ければうまいワインに出会える確率は上がるけど、あくまで確率であって、ハズレもあるということですね。


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一人のカリスマの力 ドン・ピエール・ペリニヨン

カテゴリー:ワインの成り立ち

2013-06-27

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どんな世界でも、一人のカリスマの出現によって、大きな変化を遂げる時がありますね。
近年では、スティーブ・ジョブス。彼によって、パソコンやプレ
ーヤーやスマートフォンの世界が大きく変わり、私たちの暮らしに深く影響するようになりましたね。

■ ドンペリ、ドンペリというけれど・・・

ドン・ペリニヨンといえば、言わずと知れたシャンパーニュで最も有名と言ってもいいブランド。なんだか、日本ではホストクラブのイメージが付きまとうようになっております。

ドン・ペリニヨンは、修道士でシャンパーニュを発泡ワインの銘醸地にするきっかけを作った、ドン・ピエール・ペリニヨンの名前を冠したシャンパーニュです。


彼はシャンパーニュ地方に赴任する前に、南フランスのリムーという地域の修道院にいて、そこで発泡ワインが造られているのを知ったそうです。もし彼がリムーでの暮らしを経験していなかったら、現在のようなシャンパーニュは生まれなかったかも知れないというわけ。

そんなこともあって、最近私はリムーの発泡酒をよく飲むようになりました。

■ 改革するエネルギーを持ったカリスマ

しかし、単にリムーの発泡ワインを知っていただけでは、今のシャンパーニュにはならなかったでしょう。やはり、ピエールが凄い改革精神というか、ヤル気を持った人物だったからこそ、それまで赤ワインなんかを造っていたシャンパーニュ地方を発泡ワインの聖地にまで高めることができたと思います。

一人のカリスマが歴史を変えたわけですね。

■ ボージョレのカリスマ

ボージョレ・ヌーボをこれほど有名にしたカリスマは、ジョルジ
ュ・デュブッフさんです。昔から地元では新酒祭りをやっていたのですが、それを世界で新酒が飲めるように仕掛けてヒットさせた人物です。

ドン・ピエール・ペリニヨンさんと並べて語るのは恐れ多い、というのも、ボージョレは安物だし、ワインそのものを変えたわけでもないですからね。
でもカリスマであることは確かです。


タイトルINDEX



2013-07-02
「ワインの基礎力 70のステップ」を読んで思ったこと


2013-10-29
500円ワインの衝撃


2013-11-01
スミレの香り、わかりますか?


2013-07-01
実証 「高い」と「いい」と「うまい」は関係ない


2013-06-27
一人のカリスマの力 ドン・ピエール・ペリニヨン


2013-06-25
おすすめ本 「ワインの謎解き」


2013-06-13
フランスを二分するロワール川


2013-05-22
シャンパーニュとケスタ2


2013-05-01
シャンパーニュとケスタ


2013-01-16
偉大なるカベルネ



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