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管理人コラム

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世界遺産狂騒曲 ~シャンパーニュもブルゴーニュも~

カテゴリー:その他

2015-07-08

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日本では例の軍艦島を始めとする「明治日本の産業革命遺産」をめぐって、韓国との駆け引きが話題になっていた、あの2015年7月の世界遺産委員会で、シャンパーニュとブルゴーニュのぶどう園なども世界遺産として承認されたそうだ。

世界遺産になると、観光面でメリットがあるのは確かだけれど、はたしてシャンパーニュやブルゴーニュはどのような思惑で世界遺産を目指したのだろうか? 真相を私は知らない。けれども、新興の産地がどんどん力をつけて来るだろうことが明らかな中で「本家」を主張し、権威づけをするのに世界遺産は良い手かも知れない。

シャンパーニュもブルゴーニュも現在進行形のワイン産地・ワインビジネスの拠点であるとともに、長いワイン造りの歴史を生き抜き、最高と称賛される製品を生み出し続けているのだから、今後ともその実力と地位を守り続けてほしい・・・という意味で、世界遺産となり、自他ともにその価値を分かち合い、維持・向上するのはいいことだと思う。

それに引き替え我が日本の酒処・灘五郷は阪神淡路大震災で多くの古い蔵が崩壊し、清酒需要の縮小もあって、蔵のあとに量販店やマンションが建ち、昔の面影は薄らいでしまったのが残念だ。


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回転が悪いのにワインを立てて売るなんて・・・

カテゴリー:ワインショップ

2015-04-23

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シャルル・ドゥ・フランスのロゼがなかなか良かったので、3・4本買っておこうと思って、某百貨店に行ったら、何と完売していた。まだ4日くらいしか経っていないのに…。なんて商品の回転がいいこと!

それで思い出したのが、某リカーショップで買ったワインのこと。そこは、4000円以上くらいのワインは空調して照明も暗くした部屋に置かれているのに、安いものは空調のないところに立てて売っている。私は大概安いのを買うんだけど、コルクを抜くときに「えっ?」と思う。コルクがものすごく乾燥していて、抜きにくいことが多い。

この店は百貨店のような繁華街にある店ではないので、商品の回転はそれほど良くないはず。こういう店でワインを立てて売るなんて感心できない。

「店」単位もそうだけど、「商品」単位でも、回転の悪いものはせめて寝かせて売って欲しい。


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ロゼの立場・・・そして可能性

カテゴリー:その他

2015-04-13

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シャンパーニュなどの発砲ワインならロゼは華麗な色彩で厚遇されるのに、普通のワインのロゼはあまりもてはやされることなく、特に日本のようにワイン文化が未熟な国では冷たい扱いを受けているように思えます。

しかし、私が知らないだけなのかも知れませんが、ロゼワインはいくら頑張っても当サイトの点数(10点満点)で7点がいいところで、それ以上を望むなら、色はロゼでも造り方を根本から変える必要がありそうです。

突き詰めると「ワインをどう評価するか」という問題に突き当たります。現在、偉大なワインと呼ばれるワインは、①香りが豊かで、②味に奥行きがあり、③全体としてのバランス(酸・糖・タンニンなど)が良い・・・そういうものです。

現在のロゼで③を満たすものは沢山ありますが、①と②はなかなか難しいですよね。

飲み手が何を求めているかはちょっと横に置いておいて、ワインビジネスの世界では、少しでも高く売れるワインを造ることが優先され、それならばロゼなんかより赤や白に力を注いだ方が効率がいいということになりがちかと思います。

飲み手ということになると、飲み手にもいろんなタイプの人がいて、はなからロゼなんて相手にしない人もいるだろうけれど、私などは選択肢の一つとして、ロゼも楽しみたいと思っている。前に書いたことがあるんだけれど、日本人だから和食も食べるわけで、あの甘ったるいすき焼きなどという料理にはロゼが案外合うのです。

西洋料理にはすき焼きのような甘ったるいシロモノがないので、欧米の批評家がロゼとすき焼きというマッチングを心底理解するのは難しいでしょうね。

前出の①②③拍子が揃ったロゼというのは、果たして可能だろうか? また、そういうロゼが依然としてすき焼きに合うだろうか?

私が思うには、技術的には可能だけど、少しすき焼き向きにはならないだろうということです。

もちろんワインの世界も日々動いているし、偉大だといわれるワインに近づければいいのだという時代も過ぎたわけで、激しい競争の中でロゼに目をつける生産者が現れても不思議はないと思うのです。過去ロゼを好んだ王侯貴族もいたわけですから、ピンクで愛らしいアイドル的な立場に留まらず、赤や白と勝負できるロゼの出現に期待したいと思います。


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日本料理の季節感

カテゴリー:その他

2015-03-02

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私事ですが、昨日は法事で、西宮のお酒「白鷹」がやっている竹葉亭で食事をしました。お手頃会席料理です。

3日後が雛祭りということもあり、店内にはかなりクラシックな巨大なお雛様が2種類飾られていました。おそらく、オーナー家のコレクションでしょう。

そして、お料理の最初は、写真のようなお雛さまの器が使われていました。この他にも、お椀は梅の柄でしたし、最後のデザートも梅の形をしたガラスの器でした。(雛祭りは本当は桃なんですけど、いいことにしましょう)

造り酒屋は地元の名士で、旦那さんは粋をわきまえた方なので、やはり季節をしっかりと演出する料理の出し方をしようとしてくれています。現代の・・・というか、欧米式の経営学的にいうと、無駄この上ないこういう演出が、日本人には嬉しいですよね。

食材も、たけのこ、しらうお、なのはななど季節を先取りしたものが使われていました。そして、最後にはウナギ。このウナギでもって、コースの栄養バランスは素晴らしいものになっています。

造り酒屋さんが営む料理屋なので、お酒の飲める人は当然ここのお酒を飲んでいましたが、その提供の仕方も小粋な片口とガラスの小さいぐい飲みでした。


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ワイン3stepさんのホスピタリティ

カテゴリー:ワインショップ

2015-02-02

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ワインの購入は、一般の小売店、デパート、そしてネットショッピングを活用している。

今回初めて利用させてもらった「ワイン3step」さんは、何でも和歌山県にあるそうだ。何かの検索でこのショップに行きついて、とりあえず目的のワインとその他で3本を購入してみた。

各ボトルはエアキャップの袋に入っていて、写真のような説明書きが1本1本にぶら下がっていた。ここまで丁寧なショップは初めてである。

ネットショップも競争が激しいが、品ぞろえや価格はいろいろで、1店だけ推薦できるような状況ではない。

3stepさんは、まずサイトのデザインはまあまあ綺麗(だけど文字が多すぎる気もするが、おそらくそれは親切心なのだと思う)し、梱包や説明書付というサービスは今まで利用した中で最も良かった。

品ぞろえについては、3本全部を飲んでからご報告したいと思う。


タイトルINDEX



2015-07-08
世界遺産狂騒曲 ~シャンパーニュもブルゴーニュも~


2015-04-23
回転が悪いのにワインを立てて売るなんて・・・


2015-04-13
ロゼの立場・・・そして可能性


2015-03-02
日本料理の季節感


2015-02-02
ワイン3stepさんのホスピタリティ


2014-12-24
淡路島で見た白亜紀の地層


2014-12-19
ボルドーを決定づけた17世紀ー2


2014-12-19
ボルドーを決定づけた17世紀ー1


2014-12-18
ブレンドのお話


2014-11-20
ドキュメンタリー映画 「モンドヴィーノ」



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