「キンチョーの夏」じゃないけれど・・・ カテゴリー:ワインと料理 2016-07-22
ヨーロッパに比べて高温多湿な日本。近年は温暖化と省エネで日本の夏の高温多湿度合いがさらに高まっている。
先日3日間四国に遊びに行き、宿泊先での飲み物の最初はやっぱり冷たいビールが最高に美味しかった。
そして昨日ワイン売り場で見かけたのが、「氷旗」のような「冷えたワインあります」という旗。いーですね。思わず買いたくなる。日本の夏にピッタリです。ワインの売り方もこなれてきたなあと感じるのであります。
元々ワインは西洋やら中東のもので、日本のように蒸し暑いところで飲まれていたわけじゃない。キンキンに冷やした○○の価値なんて、ヨーロッパの人には分からないでしょう。
このたびの旅行では和食に合うワインというのも実感しました。和食に合うというのと、家のご飯に合うというのは別物ですね。個人差はあると思いますが、家のご飯(料理)などというものは和食のようで和食でない。薄味に調理されたまともな和食には、上品であまり主張しないワインが合うんですねえ。
シャンパンデザート カテゴリー:レストラン/ワインバー 2016-07-07
最近何処へ行ってもパンケーキだらけで、食傷気味だったところ、テレビでこのシャンパンデザートが紹介されていたので早速行ってきました。
場所は、大阪市西区南堀江1丁目。地下鉄の四ツ橋駅から徒歩5分くらいのところにあります。
お店の名前は「ラ・エゴイスト」です。
シャンパングラスに、ソルベやコンフィチュールが積み重なったのが出てきて、そこにシャンパンを注いで食べるという趣向です。
この季節にピッタリですね。まあ、ぐちゃっと混ぜて食べるので、シャンパーニュを味わうというものではありませんが、一度は味わってみる価値ありです。
プロモーション上手なヴーヴクリコ カテゴリー:造り手・ワイナリー 2016-06-23
何気なく通過したデパートのワイン売り場でものすごくインパクトのあるディスプレイが目に入ってきた。今年のヴーヴクリコの限定ギフトボックスが面白い。
矢印形の黄色い缶に世界中の都市名が表示され、全部で29種類あるらしい。おまけに、ランスからその都市までの距離も表示されている。ちなみに日本の都市はTOKYOとKYOTOの2都市。中国はHONGKONGとSHANGHAIの2都市、アメリカは7都市だったりするのだが、この数はきっと同ブランドの輸出先としてのパワーを示しているのだろう。
ともかくヴーヴクリコにしても、その他のいくつかのシャンパーニュのビッグブランドにしても、プロモーション巧者だ。ただでさえ限定パッケージに弱い私は、いつもそそられるのだが、買ったことは無い。
今年のデザインは、どちらかとういうとアメリカン・ポップ・インテリアにもすんなり馴染むところが注目ポイントかも知れない。シャンパーニュというどちらかといえばツンとすました商品を、ポップでカジュアルにしてしまったのだから。
世の中全体のファッションがカジュアル化しているのだから、その時流に乗るのは正解だと思う。
MW大橋健一氏とギリシャワイン カテゴリー:本・テレビ 2016-06-13
6月12日(日)に何気なくBS日テレにチャンネルを合わせると、ギリシャのワインのことをやっていたので、途中からではあるが見てしまった。
ギリシャといえば経済危機が頭に浮かぶ。実はすっと以前に一度だけギリシャに行ったことがある。その頃のギリシャは、ヨーロッパのリゾートという雰囲気で、空港からアテネ市内へ向かうバスの車窓には、沢山のレストランやインテリア、照明のお店などが華やかに並んでいた。危機が話題になり、ニュース番組に映し出された同じ道には、閉店となり廃墟となった店が並んでいた。
その時ふと考えた。ギリシャの産業って何? かつて行ったギリシャでは、道を走る車の多くが日本車であった。フランスやイタリアなら自国ブランドの車が中心なのに、この国には自動車産業が無いから日本車なんだ〜と思ったものだ。また市場へ行ってチーズのお店をのぞいたら、並んでいるチーズのほとんどが輸入物だった。チーズですら輸入か?
そういえば昔は時々ギリシャワインも飲んだけど、最近はギリシャワインをあまり見かけない。輸出すればもっと外貨を稼げそうなものを・・・。
そして冒頭のテレビ番組だが、表題は『世界が選んだ日本人 マスター・オブ・ワイン 大橋健一』。彼は今、日本でただ一人のマスター・オブ・ワインなのだそうで、番組では彼がギリシャで日本に紹介するワインを探す旅に密着していた。
結局、私たち日本人はギリシャという産地をおろそかにしてきたし、逆にギリシャの作り手も日本に積極的な売り込みをしてこなかった結果、最近ではギリシャワインを日本国内でほとんど見かけなくなったのだろう。
大橋氏も自分がギリシャワインに関して無知であることを自覚しておられたし、直接生産者と話し、現場を見ることでギリシャの奥深さを少し知ることができたとおっしゃっていた。映像の中で一番びっくりしたのが、サントリーニ島のぶどう園で、風が強いので、ぶどうの木を低く作らないと実が育たないため、幹がぐねぐねと蛇のようにとくろを巻いているところだ。こんなの見た事無い。
大橋氏は日本で受けそうなギリシャワインをいくつも見つけたようなので、そのうち市場にギリシャワインが増えてくるかもしれない。
もう一つ、日本国内で大橋氏が日本のワインについて語るシーンがあって、「日本のワインにはクオリティの高いものもあるが、駄目なものも非常に多い。」とおっしゃっていた。私も同感だ。彼のような人が地道に活動することで、日本のワイン市場がもっと豊かになりそうな気がする。
アロマ・マスターキット カテゴリー:ワイン周辺ツール 2016-05-31
こんなものが出来てるんですね。ソムリエさんが試験に受かったりコンクールに出たりするには、こういうもので勉強しないと・・・。
写真のは「アロマスター」のマスターワインアロマキットで、ゲームもついていて、楽しみながら勉強ができるらしいです。
これ以外にも類似の商品はいくつかあるようです。
それにしても310ユーロとは結構お高い。けど、1個単位でアロマエッセンスを買ったら、それだけで800円とかするので、88種類付いてるなら安いかも知れません。
私は既に、スミレとシナノキのエッセンスを個別に買いましたからねえ。でも、こんな高いのはパスです。 |