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管理人コラム

日記デザイン

うれしいBYO

カテゴリー:その他

2023-09-28

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今年の夏の暑さに車通勤が多かった私だが、やっと少し涼しくなったので電車で梅田へ。そして久しぶりに阪神百貨店に立ち寄ったら、こんなプレートがあった。

ちなみに当日は阪神タイガース優勝記念グッズの販売が始まって3日目とあって、グッズ購入者専用入口が設けられて長い列ができていた。電話での問い合わせも多いらしく、店に電話してもなかなか繋がらなかった。

それはさておき、ワイン持ち込みOKのサービスは3月から始まっていたらしい。きっと色々な方法で告知されていたのだろうが、私は知らなかった。百貨店のワイン売り場で買ったワインを、同百貨店の指定の飲食店へ持ち込めば1本1500円の持ち込み料でグラスやワインオープナーなどを提供してもらえる。

以前、某高級スーパーでも同様のサービスがあり、よく利用していたが、結局それは飲食店にお客を入れるための手段だったと思う。最終的にはコロナの影響もあり、その飲食店(イタリアン)はなくなってしまった。

阪神の場合も特に上の階の飲食店に夜にお客をもっと来させるための対策と思われるが、成功してくれるといいのだが。


日記デザイン

楽しかった東京のワインショップ

カテゴリー:ワインショップ

2023-06-23

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東京出張の機会も減り、そのうちコロナになって長い間東京に行っていなかった。今回は友人の個展を見るという目的で10年ぶりくらいで東京へ。時間が空いた時にワインショップを見てみようと思い、リストを持参した。

1軒目は「アフリカー」という南アフリカワインに特化したお店。かなり個性的だ。有料試飲ができて、友人と2人で6種類のワインをシェアして試飲した。印象としては白は甘い目な感じ。瓶詰や缶詰などのフードも売っていて、それは南アフリカ製ではなかったが、牡蠣のスモークのオイル漬けと何本かのワインを買った。

2件目は神宮前の「DIVE TO WINE」。ワインに飛び込む?? ここは見たことのないラベルの商品ばかりだったので、自店でインポートなさっているのかと聞いたら、そうではないとのこと。コンセプトもリーズナブルで美味しいものを選んでいると、それほどとんがってはいない。ラベルのデザインは多少こだわっているかもとのこと。ひとつ一つに丁寧なPOPが添えられている。ここでも有料で試飲ができた。

結局試飲とは関係ないものも直感で買ったりして、飲んでのお楽しみという結果ながら、ショップ巡りをして良かったと思う。


日記デザイン

効率か非効率か??

カテゴリー:その他

2023-05-25

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コロナが収束し、外国人旅行客が戻ってきた。旅行先としての日本の魅力は、伝統と先端の融合とか、バラエティ豊かな食べ物とか、自然の風景とか、安全・親切なところとかいろいろ指摘されている。

東の端の島国で育まれた独自の文化や社会性のある日本は、欧米や大陸と比べると当然異なるものだ。

ところで、経済性という価値観から見ると、欧米、特にアメリカがリードしてきた合理主義・効率主義というのが賢いということになる。というかグローバルな競争ではそうでないと勝ち抜けないのが現状だ。
そういう意味ではヨーロッパはアメリカほど効率主義を貫くことが難しい一面がありそうだ。だって古い歴史をしょっているのだから。
日本はというと、今外国人に受けている部分は、比較的非合理で非効率なところではないかと感じる。人手をかけた面倒なサービスをしっかりやるとか、古い建造物を大切に修復して使い続けるとか・・・。日本でも効率が重視されたものはあるが、そこで質の高いサービスやモノが提供されているかというと、そうでもない。チェーン展開されている業態がそうだ。比較的安価にそこそこのサービスは受けられても、質の面ではまだまだだ。

さてワインの話をするならば、若くてもマイルドな仕上がりになるメルロー主体のワインというのは一種の効率主義の賜物だと思う。しかし個人的な好みで言えば、カベルネソービニヨン主体のワインの方が芳醇で味の深みがあって好きなのだが、いかんせん、CSは長期熟成しないと本当の良さが出てきにくいので、効率は悪いのだ。古くから10年以上の熟成を前提に造り続けている作り手ならまだしも、新参
者が10年寝かせるには、物理的な場所と時間というコストがかかり、それを経済的に許容することは難しいはず。結果として早飲みできる造りにせざるを得ない。

合理主義・効率主義で走り続けたここ30年だけれど、そうでない価値観もきっとあるはず。


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マリアージュとはよく言ったものだ

カテゴリー:ワインと料理

2022-06-08

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写真は「黒松白鹿 中取り純米 透き(SUKI)」という日本酒。いつも西宮市の白鹿クラシックスで「しぼりたて原酒」を買うのだが、そのついでにボトルの爽やかさに魅かれて買ってしまった。ものすごく端麗でスルスルと飲める酒で、料理も進む。

ワインと料理のマリアージュとはよく言ったもので、ワインと料理が互いに互いを生かしてこそ食事は美味しいく楽しい。日本酒も同様、この「透き」は主張しないが旨く、料理が進む酒だった。

一方最近私が飲んだ白ワインの中には、ワイン単体で飲むと美味しいのに、料理と合わすと負けてしまったり、逆にワインがもったりとして料理に合わなかったりというものがあった。

ワインだけでテイスティングして、料理と合わせた時のことをイメージするのはなかなか難しい。ちゃんと料理と合わせてテイスティングするのが理想だが、そうもいかない。

料理はどんどん軽くなっているし、最近のイメージではかなり辛口で、かつ、エキス分もそれほど重たくない方が料理との相性が良いケースが多いように思う。


赤ワインの方は、やはり熟成の進んだものをテイスティングしてみないと、2年・3年の若い赤だとまだタンニンや樽がこなれていなくて私などにはよくわからない。

5~7年経ったものを取り寄せて試してはいるが、それでも打率(良いものに当たる)は2割に満たない。となれば、世間の評判に従う方が無難ということになってしまうし、そういう銘柄は割高である。自分で掘り出し物を発見するのは本当に難しいものだ。


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日本の茶関係者に言いたい!

カテゴリー:その他

2022-05-23


朝日新聞デジタルで「急須で淹れたお茶はエゴ?」というタイトルにひかれて読んでみた。
またもやワインと関係のない内容でごめんなさい。

5月20日の天声人語で新茶の話が扱われていて、日本人のお茶を飲む習慣が急須で淹れるからペットボトルへと変わって来る中で、静岡の茶所も安穏としていられないとか。でも急須で少し冷ました湯で淹れたお茶は美味しいというような天声人語の論調に対して、常見陽平さんが別の視点でコメントしているのを取り上げたタイトルだった。

さてこれに関連して、私の悩みは「ペットボトルのお茶は不味いから飲みたくないが、急須で茶を入れるときにお湯を適温に冷ますほどの時間的精神的余裕がない時が多い」ということだ。
そこで、百貨店のお茶売り場で、店員の方に「熱湯でいい加減に淹れても美味しい茶葉はありますか?」と数回聞いてみた。すると「これがいいですよ」と勧めてくれた店員さんがいたので、それを買ってみたが、外れもいいとこだった。
もう一つよく聞く質問で「静岡の深蒸しの煎茶は、どのような淹れ方をしたらいいんですか?」というのがある。この質問に答えられた店員はいまだかつてない。

要するに何を言いたいかというと、現在売られている日本茶の茶葉は、現代人の生活にマッチしていないし、淹れ方すら教えられない店員が売っているのだから、そりゃあ茶ばなれしても仕方がないよねということ。天声人語の中には海外にマーケットを広げないとみたいな事が書いてあったが、まあそれはビジネスとして一つの正解かもしれないものの、足元の日本人の生活を捨て置いて、外に活路を見出そうなどもっての外と私は言いたい。

売っている人からして淹れ方を知らないような物がどうして売れようか?

「女はお茶くみ」に関連する記述をもってどうこうと書いてあるが、今時仕事の場では、ペットボトルのお茶が配られることが多い。そんな時私は断固ペットボトルのお茶を拒否することにしている。マイボトルのお茶がポカリスウェットをドンと置いて「私はこれです」ということにしている。
元々、上客以外にはわざわざ淹れてくれたとしても、会社でそれほど美味しいお茶など出してはくれなかった。京都とか堺の老舗の企業に行くと状況は少し違ったけれど・・・。

結局、あまり美味しくない女性社員が淹れてくれたお茶から、あまり美味しくないペットボトルのお茶に変わっただけ。

おそらく茶の作り手・売り手は、そんな現実を知っているはずなのに、何も対処していないのではないかと思う。志のある関係者の奮起を願いたい。


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2023-09-28
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楽しかった東京のワインショップ


2023-05-25
効率か非効率か??


2022-06-08
マリアージュとはよく言ったものだ


2022-05-23
日本の茶関係者に言いたい!


2022-03-15
思えばロシア産シャンパーニュの頃から・・・


2022-02-23
ワインの評価と技術性・芸術性評価競技は似ている


2021-12-15
3000円のランチが相応しくない店


2021-10-12
料理の新時代は?


2021-06-30
常識破りは楽しい



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